2020年5月8日 オンライン例会
参加者数:16名(会員12名、ゲスト4名)
356回の例会はオンライン例会で、テーブルトピックスと準備スピーチ2本の例会でした。
4名のゲストが参加され、その内2名の方はトーストマスターズに初めて参加された方でした。
■今夜の言葉:Heさん
今夜の言葉は、先行きの見えない世情をよく表している言葉「おぼろげ」が、選ばれました。
例会中にもよく使われ、豊かな言葉遣いを促すことができました。
■テーブルトピックス:Kさん 共通テーマは「つなぐ」でした。
出題1:「誕生日にまつわるお話」H山さん: (1’53”)
子供の頃の誕生日の思い出から、家族が共に過ごすことの大切さを話されました。
それは「ステイホーム」のいまだから感じることができると述べられました。
出題2:「占いついてどう思うか」H松さん (2’13”)
占い師は昔から政治家に頼られ、非常に地位が高かったと話されました。
ちなみに、H松さんは占いは信じていないそうです。最後に、占いについては、「占いは売ら
ない」とダジャレを言うことにより、場の雰囲気が盛り上がりました。
出題3:「初恋について」Heさん (2’42”)
幼稚園の時の初恋から今にいたる恋愛話を広がりのある展開を持って話されました。
しかし、それらの全ての恋は「おぼろげだった」と今夜の言葉を持って締めくくられました。
出題4:「昨今の教育(9月入学)について」Uさん (2’01)
9月入学を考える際に、卒業後の就職活動や入社のタイミングを整えてから、
考慮するべき問題ではないかと実例をもとに話をされました。
■準備スピーチ
①Sさん 影響力ある説得L1: 基本を習得する論評とフィードバック(2回目のスピーチ)
「Stay homeを楽しもう!」(5~7分の課題、6’13”)
スピーチ冒頭の歌、写真、比喩を使った表現、そして、笑顔など、多彩な表現方法を駆使されまし
た。それらの表現は、目標である「影響力がある説得」に有効でありました。また、内容的にも「Stay homeを楽しもう」というタイトル通り、様々なアイディアを活用して楽しむ方法を
紹介してくださいました。結果として、非常に説得力があるスピーチでした。
②K藤さん CC#10 聞き手を奮い立たせる 「初恋」(8~10分の課題、10’15”)
石川啄木の「初恋」の歌を流し、そして、石川啄木と歌の解説をされ、そして、今回のスピーチである、頑張ることの大切さを話されました。それは、いくつになっても「初恋」の時を思い出して、勇気と好奇心を保って生きていこうというメッセージでした。聴衆はスピーチを聞いて、頑張ろうという気持ちになり、スピーチの目標「聞き手を奮い立たせる」を完璧に達成できたと思います。
■論評
①Mさん(準備スピーチ①Sさんへの論評)(3’44”)
スピーカーを「表現と構成」から論評されていました。表現については、具体例によかった点を挙げられました。構成については、改善点を挙げられました。バランスの良い論評であり、Sさんだけでなく、聴衆全体に参考になるアドバイスは、ベテランならでは圧巻の論評でした。
②Bさん(準備スピーチ②K藤さんへの論評)(2’51”)
スピーチを、「構成」(序論、本論、結論)の点から論評されました。それぞれの点について、詳しく解説され、スピーチを適切に分析されていました。特に、石川啄木の「初恋」から人生の教訓に話が展開していく所の分析は非常に素晴らしい論評だったと思います。
■総合論評:Nさん
今回のオンライン例会では、計時係のZoomが落ちるというハプニングありましたが、会員同士の迅速な対応により、無事に終わることができました。これというものも、神楽坂トーストマスターズ では、Uさん主催で日頃からZoom練習会をしているだけでなく、メンバー間の連体感のおかげかと思いました。Uさんのみならず、皆様には心から感謝したいと思います。Zoom例会はあと1回となりました。コロナが1日も早く収束し、対面で例会ができることを楽しみにしております。
■表彰:
ベストテーブルトピックス賞:H松さん
ベスト論評者賞:Bさん
ベストスピーチ賞:Sさん
記録係:N
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