2020年8月28日 オンライン例会(※ボランティアセンターも活用)
参加者数:16名(会員12名、ゲスト4名)
●例会の形式について
今回はオンライン例会でしたが、今までにない新たな形式で行いました。
これまでのハイブリッド例会とは異なり、自宅からの参加者と同様に、ボランティアセンターにいる参加者全員が個々のパソコンやスマートフォン等でZoomにアクセスして、オンライン上で例会を行うというものでした。
開始時間は自宅からの参加者に配慮して19:30、終了時間はボランティアセンターの会議室の利用時間に配慮して21:00となったため、例会の時間は2時間から1時間30分に短縮して開催しました。
●今夜のトーストマスター:Sさん
今回の例会でHさんがスピーチで取り組むプロジェクト「聴衆の管理」に自らチャレンジし、参加者に司会進行を妨害するように呼びかけました。様々な参加者から例会の進行を妨げるような発言がたくさんあったにも関わらず、ユーモアを交えて巧みに切り抜けていたのが印象的でした。
●今夜の言葉(Kさん):「辞める」
例会の直前に安倍首相の辞任表明の記者会見が報道されただけに、まさにタイムリーな言葉の選択でした。
●テーブルトピックス
(テーブルトピックスマスター:Hさん)
夏にふさわしく、「お化け」をテーマにしたテーブルトピックスでした。
ただ、「お化け」というテーマから話題を広げて、実生活にまつわる質問をしていたのが非常に良かったと思います。
トピック1:Kさん 「首を長くして待っていること」
お仕事の関係で海外に行く機会の多いKさんは、コロナウイルスの感染拡大で自由に海外に行くことができないので、この状況が1日も早く改善されることを待っているとのことでした。仕事に関わるだけに切実さの伝わるスピーチでした。
トピック2:Nさん 「突然の雨なのに傘を持っていない、さぁどうする?」
傘がないのであれば、傘を2本持っている人を探す、もしくは他の人にお願いして傘に入れてもらう、など他の人に交渉して状況を切り抜けると話していました。Nさんのバイタリティ溢れる姿勢が伝わるスピーチでした。
トピック3:Uさん 「生きた人が怖いと思った経験」
生きた人が怖いと思って経験として、「絶対怒らないと思っていた人が怒らないと思っていた人が、急に怒り出し、怖い思いをした」というご自身の体験を赤裸々に語っていました。
トピック4:Nさん 「ポストコロナ時代のお化け」
コロナウイルスが終息した時の状況は誰にも想像がつかないものですが、そのような状況の中で人々に恐怖を与えるものは何かという非常に難しいお題に対し、Nさんは想像力を巡らせて、「お化け」となりそうな事象について語っていました。
トピック5:Tさん 「あなたはお化けを信じますか?」
日常の出来事には、時として説明できないような事態が起きることがあるから、「お化け」の存在を信じるということを、ご自身の経験も踏まえて話されていました。
●準備スピーチ
スピーチ1:Bさん
動機づけ戦略L1:基本を習得する アイスブレーカー 「ITの魅力」
IT業界で働かれているBさん。IT業界の魅力を仕事の効率化、楽しさ、給与という3つの観点で説明して、IT業界が魅力的な業界であることを熱心に語っていました。
スピーチ2:Hさん
革新的な企画立案 L4:スキルを構築する 気難しい聴衆の管理
「キャッシュレス決済は広がったか?」
キャッシュレス決済の不況に対する日本政府の取り組みについて紹介していました。今回のプロジェクトでは、スピーチを妨害を役割をする人が何人もいて突然の質問や手厳しい反論に苦しみつつも、一生懸命スピーチを進める姿が印象的ででした。
●論評
Bさんに対する論評:Tさん
今回が初めての論評というTさん。Bさんのスピーチに対して、良い点はもちろんのことを、改善点もきちんと示していて、構成がしっかりとした論評をしていました。特に、結論では今夜の言葉も取り入れていて、初めてとは思えない堂々とした論評でした。
Hさんに対する論評:Kさん
不規則発言を行う聴衆の管理にHさんが苦労していたことを労いつつも、Hさんの更なる成長のため、2つの改善点を提示していました。論評の冒頭で、実社会ではスピーチを妨害する聴衆が非常に多いことを指摘していて、改めてこのプロジェクトでの課題の重要性を認識することとなりました。
●総合論評:Y
新しい形式でのオンライン例会に関して、参加者が協力して取り組んでいたことを指摘しました。また、TMOEをはじめ、各参加者の個性が光る場面が多かったことも指摘しました。
●表彰:
ベストテーブルトピックス賞:Tさん
ベストスピーチ賞:Hさん
ベスト論評者賞:Kさん
(作成:Y)
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