第514回 例会記録
2026年9月25日、神楽坂トーストマスターズクラブの例会は
赤城生涯学習館で開催されました。
この日も9名のゲストの皆さまにお越しいただき、全国のさまざまなクラブからご参加いただきました。また、トーストマスターズ会員ではない方にも2名ご参加いただき、
いつにも増して賑やかで楽しい例会となりました。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。


昨日の例会を振り返って、一番残っているのは
「その人の経験を聞くことで、自分の中にも新しい視点が生まれる」ということでした。
特に印象に残ったのが、Hさんの「帰る場所」というスピーチ。
15歳でウクライナへ渡り、最初は自分が外国人として見られる側になる。3年間の予定だった生活が10年になり、いつの間にか日本へ「出稼ぎに行く」、そしてウクライナへ「帰る」と言うようになっていた。
聞きながら面白いなと思ったのは、「帰る場所」がずっと同じではなかったことです。
日本だった場所がウクライナになり、そして最後にはトーストマスターズへとつながっていく。
「帰る場所は、最初から用意されているものではない」
この言葉が特に残りました。
居場所というのは、ただそこに所属したからできるものではなくて、うまくいく時も、少し嫌になる時も含めて、その場所や人と関わり続けることで、少しずつ「帰りたい場所」になっていくのかもしれません。
これはトーストマスターズだけではなく、仕事でも、人間関係でも同じなのかなと感じました。
そして昨日は、スピーチを聞くだけではなく論評をする立場でもありました。
最近、論評について学ぶ機会が増えていることもあって、
以前よりも「良かった・面白かった」で終わらず、
なぜ引き込まれたのか。どの言葉で笑ったのか。
どこでメッセージが自分の中に入ってきたのか。
そんなことを考えながら聞くようになってきた気がします。
昨日も、冒頭の引き込み、ユーモアのある言葉、そしてタイトルが最後までどうつながっているのかを考えながら聞いていました。
同じスピーチでも、ただ聞くのと「この人は何を伝えようとしているんだろう」と意識して聞くのでは、見えるものが随分違います。
テーブルトピックスでは、道路や電車、大雨など身近なトラブルがテーマになりました。
普段ならそのまま通り過ぎてしまうような出来事でも、
一人ひとりが話し始めると、そこにはその人なりの経験や考え方がある。
トーストマスターズの面白さは、上手なスピーチを聞くことだけではなく、
こうして普段は聞くことのない「その人がどう世界を見ているのか」を
少し覗けることなのかもしれません☝️
例会を終えて、自分自身も、もっと人の話を「内容」だけでなく、その奥にある気持ちまで感じながら聞けるようになりたいと思いました。
そして、自分にとって神楽坂トーストマスターズがどんな「帰る場所」になっていくのか。
そんなことも少し考えた例会でした。
(文章:KN)




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